8月29日(金)に「防災・救急を体験しよう!~いざという時に慌てない為に~」をテーマに行われた県商女性連Aブロック広域事業に参加し、千葉県西部防災センターの視察に加え、ハート柏迎賓館での講演会に出席しました。
千葉県西部防災センターでは、最大風速30m/秒の猛烈な風の脅威を肌で感じたり、公衆電話を使って通報する119番通報体験、訓練用の水消火器と火災シミュレーション映像を使った消火訓練、煙が充満した室内からの避難が体験できる煙避難体験など災害に関する様々な体験を通し防災意識を高めることが出来ました。
その後、ハート柏迎賓館にて県内の女性会と食事をしながら日々行っている事業について情報交換を行い、交流を深めました。
交流会の後は、柏消防局救急課の方たちを講師にお招きし、「防災・救急」という演題で講演を行っていただきました。
講演では、阪神淡路大震災で亡くなった人の約87%が圧死だったことや、自助・共助で救助された割合が約97%であること、119番をすると、野田市のエリアは、「千葉北西部消防指令センター」に入電し、10市で共同運用されていることなどの貴重な情報を得ることが出来ました。
また、AED(自動体外式除細動器)の使い方も勉強し、AEDは除細動という名に付く通り、あくまで心臓が痙攣した状態を取り除く機械であり、心停止の状態だと反応しないこと、AEDを使った後はしっかり心臓マッサージが必要なことを学びました。
最後に、応急処置について実演を交えながら講演をしていただき、口内の異物除去の仕方や、背部叩打法、三角巾の有効な使い方を教えていただきました。
今回の講演を通して、自助・共助・公助の考え方を知り、まず避難経路の確認や、日常の備えをしっかりとして自分の身は自分で守ること。そのうえで地域の人々で助け合うことが重要であると感じました。
また、防災を特別なものとするのではなく、日常の生活に取り入れることが重要だと実感しました。この体験を是非今後の活動及び事業に活かせればと思います。参加された皆さん、お疲れ様でした。

