千葉県商工会議所女性会連合会「創立35周年記念事業」

9月27日(水)~28日(木)に千葉県商工会議所女性会連合会創立35周年記念事業が行われました。総勢189名が県内各地から集い、勉強会及び交流会に参加いたしました。

今回はブロック事業も同時に行われ、野田が所属するAブロックは、1日目に千葉県立中央博物館分館『海の博物館』にて「海の博物館から学ぶSDGs」と題して、海鳥の生態から千葉県の海洋生物が抱える環境問題について学びました。

2日目には台風15号による甚大な被害を受け復興に取り組む金谷の「the Fish」を視察し、復興プロジェクトについて説明を受けました。

また県商女性連主催の勉強会では、㈱千葉銀行 取締役専務執行役員の淡路氏を講師にお招きし、「なぜダイバーシティを推進するのか」について学びました。

その答えは「社会の変化に対応し生き残っていくため」

特にダイバーシティをめぐる動向で女性役員がいる企業はパフォーマンスが高く、女性取締役がいる企業は経営の回復力が高いという統計結果が出ております。人材獲得にも多様性・受容性が求められ、古い考え方では人材すら集められない状況となっているのが現状です。

人的資本の上でのダイバーシティは、これまで投資してこなかった人達(特に女性)にどれだけ投資するかがポイントで、社員に投資することで初めて企業の力が相乗的に高まります。

学習の場の充実はもちろん職場環境を快適にすることも投資であり、人件費を経費として削減してきた企業は、ここで人への投資に切り替えるべきであるという貴重なお話を伺うことができました。

今回の事業で学んだことを今後の活動や個々の仕事に生かし、いかに自分のファンを増やしていけるかが鍵であるかを実感する勉強会となりました。