1月22日(水)に千葉県商工会議所女性会連合会「新春講演会及び賀詞交歓会」に参加いたしました。
医療福祉、輸送機器から日用品のデザインまで国内外で多岐にわたりご活躍されている松本有先生(株式会社フォルム代表取締役)による「デザインの力で未来を拓く~変化の時代に輝き続けるために~」というテーマにてご講演をいただきました。
「デザイン」と一言でいうと色や形とイメージする人が多いと思いますが、本来の意味は課題解決の方法なのです。デザインを通して豊かな社会を作り出すこと、「想いを形に」すること、「あったらいいな!を考える」ことが本質であるとのことでした。
デザインは科学であり、課題解決と価値創造が出来るため、地域の開発や教育、デザイン開発に生かせ、新規事業に参入できる魅力があり、その為デザイン経営に積極的なほど売上も伸び、デザインマネジメントが可能となります。
デザインが出来ることは自社の技術を生かすこと、製品の売上を伸ばすこと、会社を変えることであり、地域開発、福祉開発、医療開発、交通開発の分野でデザインマネジメントが生かされます。
デザイン経営は今後、海外とのやり取りも増えることから、英語の重要性も高くなるでしょう。
大事なことは知りたいという気持ちが強いことであり、ユーザーを理解させ、いかに感動を与えるかであります。その為にも「自分がやりたいことをやる」ことが大切であるというお話を聞き、デザインを通して製造からマーケティング、広報、製品、広告宣伝、販売方法までをマネジメントできることを知り、ハッとさせられました。そして、デザイン経営の可能性を肌で感じた貴重な講演でした。
いつもならあまり講師への質問も出ない受け身の新春講演会ですが、今回は予定の時間が過ぎても質問が終わらないくらい参加者たちが積極的にデザイン経営について学んでいました。
今回の講演内容を生かし、地域経済をより豊かなものにし、明るい未来を創っていけたらと感じました。
賀詞交歓会では松戸女性会によるダイナミックな「よさいこいソーラン節」等の余興が催され、楽しい時間を共有し、お互いの女性会事業について情報を交換し、親睦を深めることで県内女性会とのつながりや絆を強めることができました。